お粗末な平成25年第1回臨時会 5/15(水)

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冒頭、市長から臨時会開催についての挨拶の後 辻田議長から出された議長辞職願が職員から朗読された。「一身上の都合により」というのが理由になっているが、議長職が4年間の前半・後半に分けて交代期にあるための儀礼的理由の朗読らしい。が、ビデオを見ている側から見ると、「一身上の都合により」というのは違和感がある。通常、「一身上の都合により」という理由は、不祥事等によるものを指すからである。議事録に残る不思議な慣例である。ビデオを見ながらお読みください。

4年連続で続投という事例はこれまでに無いそうだが(今回は例外になるかとも思えたが)、14分あたりから混乱が始まっている。たかが21票の集計発表で(11:10あたり)、議長選出がアナウンスされるまでに意外な時間を要している。想定外だったということか。「一身上の都合」で辞任した人間に票を入れる10人は議員としての矜持の片鱗もないということにならないか。恫喝議長を生み出した昨年来の議会の混乱(問責懲罰)も含めて浦安市議会はお粗末ではないか。

お粗末な平成25年第1回臨時会 5/15(水)  ビデオ 1 (25分)

次に議案第1号 専決処分(地方税法の一部改正にからむ国民健康保険から後期高齢者医療保険に移行するにあたっての特定継続世帯の税減額・軽減等の処置)、議案第2号 健康保険の一部条例の改正についての審議では票の割れが起きている。ビデオを見ながらお読みください。
基本的に1号議案も2号議案もセットの案件だが、1号議案は賛成3名の少数で否決、2号議案は賛成多数で承認ということになった。(23分)

1号、2号と分割採決であったためか、本来は1号議案も賛成多数で承認となってもおかしくないものだが、原案反対討論者が0にもかかわらず、最初の1号の採決ではサッと起立した賛成3名が非主流派であったためか、反射的反対の習性が働き、賛成の迎合議員までもが着席に動いたように見える。続く2号議案では賛成の起立漏れにさすがに気づいたか、あわてて賛成多数の起立となったように考えられる。

しかし、1号で議会の承認が得られなかったといえども、市の専決処分であるから当該処分の効力には影響がない(地方自治法の専決処分には議会報告の義務があるものの、ある意味で意味がない)。それにしても、浦安市議会議員の質・レベルを垣間見ることが出来る良い一こまです。

市民はトンでもない議員を議会に送り出しているのだということを理解してほしい。
議会は誰の為のものか。現状は、いまだ議員のもの、市当局のものであって市民のものではないと言っても良いのではないか。日頃、就活議員という呼称を用いることに反発を憶える方も多いかとは思うが、起立時点のビデオをよくご覧下さい。

お粗末な平成25年第1回臨時会 5/15(水) ビデオ 2 (25分)

(以上の録画は浦安市議会議会中継録画 の順番1、6に収録されています。)クリック
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