オリンピックの熱狂と興奮がおわり、政党の融解現象が加速化しています。読売新聞社が11~12日に実施した全国世論調査で、橋下徹大阪市長が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が、次期衆院比例選の投票先で民主党を上回る「第2党」となりました。当然といえば、当然の結果だが、政党が公約を破り、官僚の頂点に立つ財務省に屈した昨今のドタバタ劇を見せつけられては無理もないことか。結局のところ期待された民主党はバラマキ政治で国民の歓心を買い、将来の指針はおろか、産業界の国際競争力を削ぎ、無為無策の税と社会保障の一体改革の美名のもと歳入増一本に活路を見いだしたかに見える限り、当然のことかと思います。
その大阪維新の会ですが、既存政党との協働無しには国民の期待に応えることが出来ないのも現実で、早ければ、9月にも総選挙という流れも出来つつあるようです。橋下氏、民主・松野氏ら国会議員5人と会談
われわれ、地域の市民には、幸いにも浦安という地域特性から次の選挙までに備える時間は十分にあり、しっかりと意見交換を続け、併行して足下の問題を市民自身の力で解決していくということを鍛えていく時期にあると思います。それが、投票率の向上につながり自立した市民意識の涵養にも繋がり、政治的盲目から脱することになるのではないでしょうか。
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