第三極の流れが加速してきましたね。このところの石原都知事辞任劇で感じていることを書いておきます。 石原氏の表向きの辞任理由は以下のように、
- 硬直した官僚支配構造の打破
- 国の会計制度改革(財政への複式簿記やバランスシートの導入)
- 衆院選挙制度の中選挙区制導入
- 米軍横田基地の軍民共用化
- 尖閣諸島の実効支配を強化
- 自主憲法制定
になっています。
会見の中での印象に残った発言は、「御手洗経団連会長、あの狸みたいなオッサン、横田基地の共同利用のこと、、。前原のバカが 、、、、。年齢がいっていることを問われて、若い者しっかりしろよ。」石原節で煙に巻いておりました。
マスコミに書かれていることとは別にこんな風に考えています。 石原さんには、今回の辞任に至るまでに凡人が想像できる以上の巨額の献金が集まっているというアングラ情報があります。都庁宛の尖閣関連献金ですら15億円も集まるのですから、個人枠では桁違いではないだろうかといわれる所以です。 たちあがれ日本議員は、一気、国政へ立候補の絶好のチャンス。ここは、浦安市議会などは市民に任せてという発想もあります。誰が繰り上がっても市政に影響はないですから。逆に、その方が市民意識は育つのではないだろうか。また、身を捨ててこそ、浮かぶ瀬はあるのです。地方議員でも大志を発揮するまたとないチャンスであると思います。2,3年先を見越した先手必勝という考えもあることを指摘しておきたい。
歴史的に見れば、いまは二大政党に行き着くまでの中間過程であり、政界再編、この国のかたちの本格的変化の一局面なのだろうと思います。 石原さんのいう保守としての共和制、橋下さんのいう民主制が定着し二大政党制が定着するためには、憲法問題は避けて通れない時期に来ていると思います。いたずらに平和憲法云々ということだけでは、国民に現状維持の足かせをはめることでしかない、というように考えるべきなのではないしょうか。
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