このところ、市役所の「議会では可決された。粛々と進める。」といった言いぶりが目立つが、議会の議決と民意のねじれ現象には全く関心が無いようです。
アンケート調査等から、新庁舎・モニュメント建設問題は明らかに市民の意識に反することが分かっているが、市には何を言っても無駄な鉄砲のようです。どうも、震災復興を逆手に(人質に)した、勝手な予算化は国の復興費の目的外予算化と似てきていますね。
4日(日曜日)に開かれたクリーン勝手連主催「新庁舎建設再開の是非を考える自由討論会」では、参加した市議会議員を除けば50人に満たず、無関心層が多いのでしょうかね。
また、2時間30分の予定の中で市民の意見を中心に議論の展開がなされたかというと、6名の議員各氏の報告が先行したこともあり、熱い議論もなかったように思います。
クリーン勝手連共同代表、富山洋子さんから、過去の市との対立の歴史のお話がありましたが、現状の組織がどのような規模で何をこれからなそうとしているのか、今ひとつ、はっきりしなかったのではないでしょうか。 この点に関しては、早急にHP等で公式な結果報告と今後の展開について発表をして頂きたく思います
本集会に出欠の返事すら無かった議員は、秋葉、芦田、岡野、岡本、末益、宝、田村、辻田、中村、西川、長谷川、深作、宮坂、各議員ということです。13/21にもなります。これが意味することは何か、市民の皆様方はよく考えることです。他人事ではありません。
聞こえてきた出席者からの印象や要望、出席後の感想も含めてを箇条書きで羅列してみます。
- 高洲の署名は3600筆にものぼっているのに、何もモニュメントの発言がなかった、(発言の機会がなかった)のは問題ではないか。
- 市側は意図的に新庁舎の情報を流さないのであるから、住民側から情報公開をどんどんすべきだと思う。
- 市を動かすには署名活動や請願もあるが、手軽な方法として、市長への手紙(メール)、担当部署へのメールでの質問、電話攻勢など質問攻めをする。
- 日時を決めて、国会を取り巻いたような人の輪を庁舎・高洲で行うことで市民意識を高める。
- 現市庁舎の耐震基準は現行の基準では適である。いまの庁舎で十分だ。
- インフラ整備には600-1000億円かかり、優先付けが必要。
- もはや議会が機能不全を起こしているのだから、次の選挙の相談など早急にすべきではないか。
ブロガーからの感想ですが、
問題がありすぎて、どこから手をつけるか迷うところですが、やはり不正の暴露・広報が大切ではないかと思います。恒常的に行われている市政の不正支出を知らしめることが第一。
目下、問題となっている新庁舎問題については、いくらハコを立派にしても、それを使いこなす能力を磨けていない現状では全くの捨て金になると思います。一例を示せば、半年過ぎても市議会HPのリンクが直らないのはITCを使いこなせていない証拠の一つです。
とくに、ハコモノを充実させるという観点の賛成派の人には、猫に小判という考えもあることをまじめに受け止めてほしい。緊急性は乏しいのですから真剣に考えるべきです。
建設を前提に考えても、ざっくり言って建設単価が同種設備の2倍以上もする、高価なものは市民・市職員には不要です。手抜きで高洲のように業者の利益、政治資金環流の悪循環になるだけです。どなたかの政治資金4千万円は9割以上企業献金です。
120億円もの余裕があるなら、未だに着手できていない道路の陥没・不具合・公共設備・公園・緑化などに、まずは振り向けるのが当然なのです。
高洲問題も同様です。原因の究明もしないで臭物蓋置のモニュメント作りなど、正気の沙汰ではなく、建設疑惑隠しの臭いもします。 まず調査が先です。掘り起こすのに莫大な費用がかかるわけでもないでしょう。それと、今回、高洲問題で立ち上がった3ババさんはじめ、支えて下さった皆様の努力と熱意を無にすることなどは、絶対にあってはならないことだと思います。
浦安にはいくつかの市民中心の「政治的」革新グループが存在しています。そのおのおのが、可能な限り連帯連携をして、最近のことばで言えば、「小異を残して大同につく」考えで進んでいただけたらと思います。
自治会、老人会、各種団体偏重の市政とそれを支える与党議員の横暴がこのまま続くのであれば、浦安の市政は利権に群がる烏合集団化の汚名を受けること必定です。人口の減少と税収の悪化がそれに一層の拍車をかけます。
普通の感覚の市民の考えが市政に反映されるよう、市政に関心を持ってもらう行動を起こすことが肝要です。今回の議題などはその最たる題目と思います。 多くのコメントを幅広い層から期待します。掲示板の方にもコーナーが設けられています。よろしくお願いします。
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新庁舎建設の是非が討論されていますが、2008年新庁舎建設の為に現庁舎の内部案内がありました。市職員に案内され庁舎を見て廻りましたが、壁はヒビが入り6階は床が傾斜していました。かなり老朽しているなと感じました。新設もやむを得ないかなと感じました。
が私は反対です。その理由は、まず、今の浦安の入札制度です。落札率が90%以上は一般的に云って談合を意味しています。そして、透明性に欠けています。設計はプロッポーザルで日進建設に決まりましたが巷間ささやかれていた業者です。さらに、施工業者も巷間ささやかれています。日進建設に決めた理由を明確に説明して欲しいものです。次の理由は、IT時代に市役所のあり方を考え直してみる必要があります。行政の業務は市民に対するサービスを第1とするものと思います。分散化を図り老齢化時代に備え居住地区の近くで用を足せることです。現市庁舎は浦安の中では不便な地区です。市民サロンが何故必要ですか?先にのべた内部案内の時に説明がありました「書類の詰まった段ボールが廊下をふさいでいます」ペーパーレスの時代に何故書類の山ですか?建設ありきで進めているとしか思えません。税金で建設することを忘れないで欲しいものです。
>> 岡目八目様
>今の浦安の入札制度です。落札率が90%以上は一般的に云って談合を
>意味しています。そして、透明性に欠けています。設計はプロッポーザルで
>日進建設に決まりましたが巷間ささやかれていた業者です。
仰る通りです。浦安市の入札制度は透明性に欠けています。
常識的に落札率が100%とか99.○○%というのはありえない数字です。
また一旦入札しておいて、入札直前になって入札辞退する業者が複数現れるのも
非常に違和感を覚える事態です。
新庁舎建設で落札した日建設計においても、非常に有名な企業ではありますが、
プロポーザルの段階から選定方法に疑問符が投げつけられていました。
http://blog.goo.ne.jp/ah123/s/%C6%FC%B7%FA
(広瀬市議のブログより:新庁舎建設・日建設計について)
>IT時代に市役所のあり方を考え直してみる必要があります
同感です。
admin様も言及していらっしゃいますが、ITCをろくに使えない人間がいる所で
どんなにハードを豪華にしても、無駄になるどころか情報漏洩といった虞まで
生じます。
現に浦安市は、公共施設のホームページのセキュリティが甘かったという
前科があります
http://logmemo.org/uni.2ch.net/mayor/1308387874/
(レス番107に関連記事 お手柄中学生、浦安市の公共施設のホームページの
脆弱性を見破る。)
上記の事件に関しては、実際に個人情報が漏れたという実害は生じなかった
ものの、現実としてネットで公共施設の予約等が出来るということは、
いつ何時登録されている個人情報の漏洩や改竄が行われるやもしれません。
>>admin様
新庁舎建設費は、約100億円と言われていますが、建物だけではなく
机や椅子といった備品の購入や引越し費用、それに伴う人件費も全て含めて
約100億円なのかも気になります。
第2庁舎や第3庁舎、東小学校近くにある市の部署が入っている集合事務所も
新庁舎に引っ越すことになるでしょうから、空いた場所を今後どうするのかと
いった計画も事前に策定していなければならないはずです。
上記の問題に加え、引越し作業は非常に時間と費用がかかります。
これが企業や役所の部・課単位の引越しとなれば、数千万円規模になってしまう
のではないかと危惧しています(職員の人件費も含めて)。
“庁舎建設基金は2010年度末で約80億3千8百万円”と広瀬市議のブログにあります。
http://blog.goo.ne.jp/ah123/e/ab345b3004e8b3463644b559c08f9fc6
この基金は、浦安市のインフラ強靭の為、足りていない市内の公共施設の
修繕費の積立金に供されるべきでしょう。
NHKの番組で「老朽化する公共インフラ・施設」という特集がありましたが、
多くの自治体は市民に修繕基金が全く足りていないことを知らせないどころか、
どれくらい必要でどれくらい足りないかも把握していないということが
調査で判明したと番組内で報告されていました。
驚くべきことに、自治体が市民に知らせない理由の多くは「余計な混乱を招く」、
「誤解を生じさせる」といったものなのです。
金言に「巧みな者は善く未来を推し度り、知恵ある者は善く将来に備える」と
ありますが、まだ何とかなる時にやるべきことをしっかりやっておきたいものです。
四知様
建設費用に関してですが、下記リンク記事によれば
「庁舎施設100億円、駐車場施設9億円、外構整備1億7000万円の合計110億7000万円を建設予算の目標にするとした」
とあります。
新規備品の購入や引越し費用、人件費、旧施設取壊しや廃棄のコストは含まれないのではないでしょうか。
http://www.k-times.com/top/headline/2012m8/8.8urayasusi.htm
日建設計へ新庁舎基本設計を委託/11月末までにまとめ、実施設計へ移行
四知様
コペルニクス様
建設費はコペルニクスさんの書かれた110億7000万円ですが、旧施設取り壊し費用3億円、引越料3000万円、それに、備品代がかかり、さらに驚いたことに地盤強化費用は工事をしてみないと解らない、と言うことです。これらのことをすべてオープンにしないのが今の浦安の市政(姿勢)です。備品も談合で高い買い物をすることでしょう。
コメント感謝します。どんどん、ほかの方も書き込んで下さいね。書くことは自らを識ることでもあります。
>>コペルニクス 様
お忙しい中詳細な内訳を調べて下さって有難うございます。
リンクを先のページを拝見させて頂きましたが、非常に有益な
情報が掲載されておりました。
>> 岡目八目様
>備品代がかかり、さらに驚いたことに地盤強化費用は工事を
>してみないと解らない、と言うことです。
浦安市は見切り発車どころか、一旦工事を開始さえすれば、
後はどんどん追加工事をどこぞやの業者に発注できると
踏んでいるのでしょう。
市民の税金をこれほどあからさまに蔑ろにする自治体も
珍しいのではないでしょうか。