社会福祉法人の決算を公開制へ 厚労省、透明性重視

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5月の記事ですが、掲題の記事がありました。 社会福祉法人の決算を公開制へ 厚労省、透明性重視 2013-05-03

リンク切れのため追加 2013/11/18日経  社会福祉法人にネットで財務公表の義務 厚労省  14年度から 

厚生労働省は5月2日、すべての社会福祉法人に、収支や資産・負債などの情報を記した財務諸表を公開させる方針を明らかにした。今は自主公表とされているが、今年度中に具体的な方法を定め、ルールに切り替える。社会福祉法人は税制で優遇され、多額の税金も投入されているため、経営の透明性を高める。
社会福祉法人は保育所や特別養護老人ホームなどを運営し、昨年3月末時点で全国に約1万6800ある。厚労省は通知で、財務内容を自主的に公開するよう促してきたが、対応は各法人に委ねられている。

これは良いこととは思うが、そもそも、社会福祉法人のあるべき姿と現実の落差の大きさに、重い腰を上げ、是正することが本旨にあればよいとは思う。新規制が過去の免罪符とならないように、そこは、市民目線の厳正かつ高潔な不断の努力が市民には求められるところです。(浦安死議会には期待ができない)

元々を辿れば、地方自治法の改正による指定管理者制度(平成 15 年 9 月 2 日施行、3年間の経過措置を経て)が創設されたことにより、従来、地方自治体の出資法人、公共法人、公共的団体などに限定されていた公共施設の運営管理は、民間の事業者やNPO法人などにも代行させることができるようになったことから来ています。
ひと頃強調された何でも民営化症候群のあおりで、制度を悪用した換骨奪胎的行政運営に対しての、国の規制が及ばない側面を考えてのことかとも思います。
老婆心ながら、規制が更に現状の固定化につながるという負の循環に陥らないためには、最終的に市民の監視が必要であると思います。
浦安市が関係する、指定管理者制度による社会福祉法人には以下の法人がある。

25年度の補助金をみると 下表のとおりです。事業規模や収益状態を詳しく見ていけば、高すぎるといわれる委託事業費以外に、このように高額な補助金が支出されることから、いかに異常な状態となっているかよく分かります。補助金支出のそれぞれの問題とは別に、補助金を貰っているところの情報開示(財務諸表)がゼロというのは税金を納めている市民をないがしろにするものであり、コンプライアンス上も不適切と言えます。

この補助金が本当に毎年必要なのかは、財務諸表との突き合わせで公に明らかとなるのです。

社会福祉法人名 開示度 補助金万円 補助金空欄は、ゼロです
敬心福祉会 東京都豊島区南池袋3丁目7−8
パーソナル・アシスタンスとも × 4,096 千葉県浦安市今川4丁目1−4
サンワーク 千葉県市川市柏井町2-1452-5
聖隷福祉事業団 800 東京都中央区銀座5丁目6−2
茂原高師保育園 千葉県茂原市高師864-1
わかみや福祉会 東京都中央区八重洲2丁目6番21号
東京栄和会 東京都江戸川区西葛西8-1-1
浦安市社会福祉協議会 × 7,503 千葉県浦安市東野1丁目7−1
芳雄会 浦安市猫実2-4-7

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