12月議会最終日の先週金曜日14日の午後、高洲災害モニュメント関連の請願採決がありました。
●請願3号;高洲中央公園災害モニュメント建設中止を求める請願
●請願4号;東日本大震災時に機能しなかった高洲中央公園内災害用耐震性貯水槽を検証する請願
岡本、深作議員;反対討論 あれこれ言ってはいるが、要するに現状以上の原因究明はしたくないという立場
柳、広瀬、折本議員;賛成討論 市の市民への説明責任を欠いていたことからそれを果たすためには必要という立場。
評価は各人がご覧頂き判断下さい。
採決結果はいずれも6:14で否決。
いくら署名を集め市民の意志を示しても、市役所・議会が民意を反映しないという実情はどうしたら変えることが出来るのでしょうか。
震災の爪痕・残骸を、単に市民生活に直結した現場にモニュメントとして後世に残すことがベストの選択なのでしょうか。
仮に残すのであれば、屋外博物館として海岸部の総合公園の一角に移設するなど、市民感情に即した行政配慮が何故できないのでしょうか。
理由は、現在の市民向け行政が硬直化し、柔軟性を失っているからだと思います。新庁舎建設問題と同根です。
その責任は、畢竟、そのような代表を市に送り込んだ市民自身にあるといえます。
地方自治の推進のためには、選挙時だけのデータ不足の選挙投票や、お任せ民主主義の主権放棄に頼るのではなく、日頃からの市民としての考えを鍛え、新しい枠組みを生み出していく努力が大切です。近い将来に条例等によって市民社会の仕組みを根本的に変えていく行動を、ひとり一人が日頃から積み重ねる地道な努力が必要といえます。
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逆に、「モニュメント建設の署名」を集めたら、どうなってたでしょうね?
意外と反対署名より集まったりして……
私個人としては、モニュメント建設は賛成、貯水槽を検証も賛成、…です。