介護給付 不正受給1億4千万円 4

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どんどん逗子市の対応が広がりを見せています。

東京新聞 2012年8月1日

逗子市の居宅介護事業所「湘南の凪(なぎ)地域生活支援サービス事業所」の介護報酬不正請求問題で、同市は三十一日の市議会全員協議会で、事業所を運営する社会福祉法人「湘南の凪」に対し、既に支払った介護給付費に加算金を含めた計一億九百五十五万円を返還請求する方針を報告した。

市によると、返還請求するのは二〇〇八年四月から一二年三月までの四年間に支払った計七千八百二十五万円の介護給付費と、加算金三千百三十万円。介護給付費については、補助金として受け取った半額を国、四分の一を県に返還する

同事業所は市が行っている移動介助支援事業も受託しているが、市の調査でこれにも不正請求があったことが分かっている。市は、金額を精査した上で介護給付費とともに来月中旬にも返還を請求、委託契約も解除する。
同事業所のサービスを受けていた利用者については、県と協力して別の事業所への利用移行を進める。 (斎藤裕仁)

JCネット 2012年7月28日

平成22年3月期の貸借対照表を見る限り、純資産=自己資本が19億12百万円あることになっています。自己資本の99%は税金からきていることを考えるとやりきれませんね。収益構造は事業収支報告書があれば、解りますが、法人設立が1994年10月であり、年間総収入が2011.3月で約5億5,000万円ということ、平成22年3月期の貸借対照表から判断すると、浦安市と極めて似た状況であると思います。こういう数字を見ると、厚生労働省としても放置出来ない、根本的なスキームの問題にも立ち入らざるを得ないところに来ているものと思います。

これらの一連の動きは、を2006年12月18日のコムスン事件を思いだします。このときは、東京都は、同社が介護報酬の不正請求を行っている疑いがあるとして、介護保険法に基づき、都内の事業所187カ所のうち53カ所に立ち入り検査を実施しています。

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カテゴリー: 介護保険, 社会福祉法人, 補助金, 障害者福祉 タグ: パーマリンク

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