市街地液状化対策につき、以下のご報告がありましたのでお知らせします。なお、第1回浦安市市街地液状化対策検討委員会 が2月12日(木曜日)午後2時からブライトンホテル東京ベイ フィーストで開催されます。液状化対策該当の世話役様にはご都合を付けて出席されることをお奨めします。
辻です。
何が何でも格子状と、外堀を埋めるべく3月市議会で条例策定を予定し、2月4日締切でパブコメを募集しています。
条例の内容が国交省ガイダンスが求めるものと違っていたので、
先週、国交省を訪問しました。
復興庁や国交省にはどうも事実と異なる説明をしているようで、行政不信に陥っております。
何故に条例制定を急ぐのか、条例案は、国交省ガイダンスが求める内容とは程遠いものであり、
別紙パブコメを提出しました。
2月12日には液状化対策検討委員会を開催し①地質調査の結果報告、②設計方針の確認を行うとのことです。
工事はプロポーザル方式で業者を決めるようですが、談合がないことを祈るばかりです。
*浦安市市街地液状化対策事業計画案策定調査受託業者選定委員会を設置し、地権者委員3名が選任されています。
国交省との面談では、浦安市の市街地液状化対策工法につき、以下のような話をしました。
市の説明とかなり違うということで、市に確認すると言っていました。
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外部専門家が「格子状地中壁工法以外に選択肢無し」との提言を行い、実証実験結果が示され、
かつ、格子状地中壁工法の抱える課題:建築制限や六価クロム溶出問題などにつき、
包み隠さず街区住民に説明され、その上での工法選定であれば、私は進んで纏め役の労を取る覚悟であったこと。
しかし、格子状と決めたのは、議会答弁でも明らかなように、市独自の決定であり、 (広報うらやすなどでは「専門委員会の提言を受け」と喧伝していますが、東畑委員長は工法のメリット・デメリットを提示しただけと回答。提言の事実なし)
専門家には一切、相談せず決定し、また、3月度市議会、6月度都市経済委員会、市議会でもそのことを認めていること。
広報うらやすや市のHP等では一切、説明していないので、多くの市民は未だに専門委員会の提言と信じていること。
地下水位低下工法を否定する材料に使われた高洲実験は市が大成建設に随意契約したものであり、こちらも専門家は相談していないこと。
かつ、高洲実験は、専門家の指摘があるようにその目的、実験方法、共に問題ある実験であること。
そもそも街区100%合意が必要な格子状地中壁工法は地域のコミュニティを壊す可能性が高く、問題ある工法と考えていること。
市の言い分を鵜呑みにして纏め役を買って出る人の中には、(妨害する人を殴りたいと)暴言を吐く人もあり、
既にコミュニティが壊れつつあること、などです。
2時間近くに渡り、突然の訪問にも関わらず、話を丁寧に聴いてくれました。
また、別紙、メモをお渡ししてきました。