今年・来年は首長選ラッシュが続きます。他市のことだが、40%未満の投票率がこのところの傾向です。政治に無関心も人生だろうが、基本的なところで何か大切なものを現代人は自ら失ってきているように思えます。もっとも、政治システムそのものも一過性の1WKキャンペーンでおかしいが。
- 90代は日露戦争賛美の一徹もの
- 80代は政治に目覚めた頑固者
- 70代は社会派の批判精神旺盛派
- 60代は安保闘争・全共闘の残滓を引きずり
- 50代は現世御利益から抜けきれず
- 40代は車無しのいいねん派
- 30代は経済の負の遺産に押しつぶされ
- 20代は中性化の安定志向
見方は人それぞれだろうが、それぞれの共通点は地域ぐるみの連帯・奉仕に極端に消極的なように思えます。この選挙で40%を回復できるのかが焦点か。
任期満了に伴う柏市長選は3日告示され、現職、秋山浩保氏(45)=1期=と、新人で共産党東葛地区委員長の武石英紀氏(63)=共産推薦=のいずれも無所属の2氏が立候補し、7日間の舌戦をスタートさせた。2候補は柏市内で支援者らを前に過去4年間の市政を振り返り、継続か刷新かをめぐって第一声を上げた。
秋山候補は同市柏の事務所で出陣式。駆け付けた約200人の議員や支援者を前に「財政再建という地味だが大きな仕事をしてきた」と4年間の実績をアピール。「柏は千葉県の中心になり得る可能性を持っている。将来に向けどう開花させるかを考え仕事をするのが私の役割」と強調した。
武石候補は柏駅東口で出陣式を兼ねた第一声を行い「何といっても子育て支援に取り組みたい。子ども医療費助成を中学3年生まで拡充させ、学校の普通教室にクーラーを設置したい」などとアピール。近隣市と比較する中で柏の“遅れ”を強調した。市が計画している柏駅西口の大型再開発事業については見直しを訴え「今度こそ開発優先から市民の暮らし優先の柏にします」と力を込めた。