浦安のブランド価値の創造について

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徒然草の作者 卜部兼好(菊池容斎画 明治時代)

浦安ブランドの再生・創生に向けて への感想

高度成長時代を経た現代、一般企業における成長戦略では、ダイバーシティー経営が肝要であると言われます。ダイバーシティーとは、多様性の尊重という意味で、特に最近では、社員の多様性のことを指すことが多い。

人事管理の側面からダイバーシティーという場合、社員が持つ様々な違いを受け入れ、様々な人が働きやすい環境を整えることで、人の力を100%引き出し企業の競争力に活かそうという考え方や取り組みを指す。

市民が集う地域コミュニティーにおいては、ダイバーシティー感覚を受け入れ、必要なところに必要な予算をつけ、公開・ガラス張りの手法で公明正大な経営を行うということが大切です。しかし、実際には不透明・不公正な部分が多々存在して問題となっていても、当事者はなかなかそのことを理解しようとしないようです。もっとも、そういったことも市民が共通認識しての話だが、浦安ブランド再生ということ一つをとっても表層的で、生活に必要な価値の創造に無関心な傾向が強いようだ。それとも、政治は人に任せておけば良いということだろうか。

浦安の真の復興創生に、何が価値あることなのかという考えは、おそらく共通認識されていないのであろう。別のことばで言えば、正義が何なのかの見極め無しに価値は創造されないということではないか。創生のためには、私蓄を暴いて市民に還流し、姦吏を除き市民の禍根を絶つことがもっとも肝要と思うが、考えとしては時代錯誤だろうか。

雨が降ると余計に顕在化する生活道路の問題、すなわち、水たまり、へこみ、陥没、突出等があちこちにあり、2年経っても生活の環境は決して震災直後とあまり変わらないように見える。実際のところ、国に莫大な金額をたかりメーン道路の張り直しを中心に利権が交錯しているものとも見える。住民が抱える生活の基盤を中心とした再液状化不安への対応は、議論としては進んではいるようだが、「浦安市液状化対策技術検討調査委員会」のレポートを読んでも一向に市民には実感がわかないのは何故だろうか。

企業活動に従事したことのない人が超長期に地方自治の中心に立って地域を牽引する場合の陥りやすい陥窮は、慢心と陥溺を引き起こすという点で、知らず知らずのうちに負の遺産を蓄積することではないか。前回、浦安市の人口推計と協働の社会創りで書いたように、超高齢化社会からの警告を受け止めた地道な活動のためにも、協働の価値観を共有する努力を怠らないことが強く望まれる。新庁舎、スワン、高洲モニュメント問題など、このところの浦安市の復興に関して思う徒然です。

浦安ブランドの再生・創生に向けて」をテーマに、市長が平成25年度の主要施策や予算の概要について説明します。
■元町地域 日 時:4月2日(火)午後7時~8時30分 場 所:中央公民館 定員 先着150人 問合せ:中央公民館 電話351-2638
■新町地域 日 時:4月9日(火)午後7時~8時30分 場 所:高洲公民館 定員 先着150人 問合せ:高洲公民館 電話304-0313
■中町地域 日 時:4月16日(火)午後7時~8時30分 場 所:富岡公民館 定員 先着150人 問合せ:富岡公民館 電話354-2631
■共 通 対 象:市内在住・在勤・在学の方 申 込:電話または直接、広聴広報課(市役所本庁舎5階)へ     ※定員に満たない場合は、当日の参加可。各会場へお問い合わせください
問合せ
浦安市広聴広報課 ☎ (047)351-1111

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カテゴリー: 入札不正, 成長戦略, 新庁舎建設問題, 補助金, 財政改革, 障害者福祉, 震災復興, 高州モニュメント パーマリンク

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