浦安市長選挙 政治は主権者の方を向いてきたか

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過去4回の選挙で松崎市長は、全て無所属で出馬しましたが、意外と知られていないのは、自民・公明・みんなの推薦を取り付けたことです(今回初めて民主党にも働きかけたようですが)。何故なのでしょうか。

図を拡大してみてください。2006年の選挙では直前の疑惑の現職】浦安市長選挙【怒れる市民】 – 2ちゃんねる などに見られた影響で2002年からは大きく票を減らしましたが、幸いにも対抗馬の票割れで辛くも勝利することができました。

前回の選挙では、市議会の与党化が効を奏し、野党の追及をことごとくかわすことに成功しました。疑惑は払拭されたわけではありませんがこれが選挙戦を勝利に導きました。また当選後には、東日本大震災からの復興分野で大きな追い風を得ました。今回は満を持しての基盤強化ということで自民・公明・みんなの推薦を受けたということなのだろうと思います。

過去の発言で不偏不党をモットーに市民本位の政治を標榜されていた頃からは大きく旋回したようです。組織をあてにするのは政治の常道ではありますが、政治が市民から乖離することにつながるのも事実です。浦安市に限ったわけではありませんが、市民の無力感・政治離れを、一層、加速してきたように思います。この辺が無党派層としての市民の政治判断にどのような影響力を与えるか、市民の覚醒度という点で今回は注目されます。

10/19の対照的な出陣式の違いにも、以上のような背景が強く表れています。産経ニュースから
□松崎秀樹(64)=無現〔4〕【自】【公】【み】
◆復興成し遂げたい
ismfileget松崎氏は午前10時から同市北栄の選挙事務所裏の駐車場で出陣式。自民、公明、みんなの国会議員や市会議員に加え、近隣の市長ら約600人が集まった。
「国とのパイプを生かして東日本大震災による被災地の復旧・復興をなんとしても成し遂げたい。2年間で工事を完了させる。強い財政力で行政サービスを進め、すべての危機管理対策を見直していく。5期目に挑戦させてほしい」と力強く表明した。
また、「政策が命だ。政策だけで勝負していく。街頭やミニ集会で支持を求める。全国から『うらやま市』といわれる街をみんなでつくっていこう」と訴えた。支持者とともに「ガンバロー」と拳(こぶし)を突き上げ、選挙カーに乗り込んだ。
□折本ひとみ(56)=無新
◆しがらみない市政を
多選阻止陣営折本氏は午前9時半からJR新浦安駅前ロータリーで支持者約30人の前に立った。まずは支援する市議6人が、それぞれ現市政を「独断に満ちた市民不在の市政」と強く批判した。
最後にマイクを握った折本氏は「市民の声に押され3回目の市長選立候補を決めた」と説明し、「子供たちのためにも金権にまみれた浦安ではいけない。議会を軽視し、市民の声を聞かない市政が続いている。震災モニュメントも市民の声を無視して作られた。一部社会福祉法人との癒着もある」と指摘した。「長期政権をやめさせなければいけない。しがらみのない市政を実現し、日本一住みやすい浦安にする」と大きく手をあげて訴え、遊説に出発した。

今回の選挙では、選択の結果で、主権が市民に存在するか否かを問う選挙ということもできます。自治基本条例の制定が次の課題です。

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