9月定例会 2 (懲罰委員会?)

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9月議会の最終日、議案審議の最後に、宝議員ほか3名から、広瀬明子議員に対する懲罰動議が出されました。
結果は懲罰特別委員会の設置を議員採決13:6で採択。懲罰委員会の特別委員長は岡本氏、副委員長は末益氏となり、委員会日程が24日(月)2PMと決まりました。
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提 出 者
浦安市議会議員  宝  新、深 作 勇、醍醐誠一、中 村 理香子

議員広瀬明子君に対する懲罰の動議

次の理由により、議員広瀬明子君に懲罰を科されたいので地方自治法第135条第2項及び会議規則第153条第1項の規定により動議を提出します。
理 由
広瀬明子議員が平成24年9月19日の一般質問において当局に対し行うった「議会が反対してもそんなに拘束されないで良いんですよ。そういう事例があるんだから。」などの一連の発言は、請願・陳情においては、本来議会の決定に対し当局は誠実にこれを処理すべきものであるにもかかわらず、前例があるから当局は議会の決定に従う必要はないという趣旨のものであり、一議員が自らの所属する議会の決定を軽視したものと言わざるをえず、浦安市議会の品位を著しぐ傷つけ、浦安市議会会議規則第144条に違反するものである。
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前回ブログの2本目のビデオ45分以降をご覧いただければ容易にわかりますが、広瀬議員は過去の事例を引用し、その延長で発言しているのであり、その発言をもって「一議員が自らの所属する議会の決定を軽視したものと言わざるをえず、浦安市議会の品位を著しぐ傷つけた」とするのは、いささか子供じみた言いがかりで、こじ付けとしか言いようがありません。このような発言の一部を捉えての懲罰動議をだす方の品位が問題なのではないでしょうか。
YouTube Preview Image
ここに収録した昨日のビデオ録画では、この動議に対して、美勢麻里、水野実、折本ひとみ、柳毅一郎、元木美奈子各氏の質疑がありました。質疑の内容を見ていただいたほうが早いと思いますが、宝議員の勇み足の印象が強いのではないでしょうか。起立議員諸氏には気の毒だが、あえて挑発的にいえば、懲罰に賛成で起立した大半のボ〇ク〇議員は法解釈に疎く、懲罰動議ということの重大性の理解もなく、終いには他市に前例がなくとも浦安議会の独自のやり方でやればいい、との発言に至っては何をかいわんやです。不規則発言の意味を問われて、具体事例は数が多すぎて披露できない、というのでは、無頼の勇ましい侠者が集まって多数決で決めれば良いのだとしか聞こえません。不規則発言というのは、そういうことを指すのではありませんよ。加えて、宝議員があのように興奮して懲罰動議を主張する背景に、追求されている問題の社会福祉法人 とも の出身者であり、その関係者であることも考えると、利害関係者から出された動議であるという点も大きな要因ではないかと考えるのも的はずれではないであろう。

懲罰特別委員会では、①懲罰違反の有無②有りの場合、課すべき懲罰の内容③その法的根拠が問題となろうが、ますます議員の質が問われます。
この日の質疑の詳細速報は、掲示板No.108のほうに載せましたのでご覧ください。クリック
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9月定例会 2 (懲罰委員会?) への3件のフィードバック

  1. クロネコ のコメント:

    admimさんの言われる通りだと感じました。あまりのもひどい!
    戦前の大政翼賛会のような怖さを感じました。

  2. 百二十二号 のコメント:

    adminさん、クロネコさんの仰るとおりです。
    改めて動画、拝見しました。
    adminさんご指摘の「不規則発言の意味」を宝議員が分かっていないのが、よく分かります。
    聞いていると、丁寧語、尊敬語、謙譲語の使い方も滅茶苦茶です。
    見聞も性格も、狭量なのが良くわかります。
    連名の深作、醍醐、中村議員も同様なのでしょうか?
    掲示板でも指摘されていましたが、殆ど議員としての活動が見えないような、しかも“国語”もわからないような少数の市議が、動議だの懲罰だのと騒いでいるほうが、“議会の品位”に関わります。
    これとは対照的に、折本、柳、水野、本木、美勢議員の落ち着いた根拠のある質問は、節度をわきまえたものとして、映りました。
    こういう場面で、品位と言うのは見えるものです。

  3. 岡目八目 のコメント:

    広瀬議員の発言を聞くと、過去の例を上げて議会で決めたことに拘束されること無く、高洲モニュメントの件も考え直してほしい。と言っています。それに対し即座に宝議員は議決を軽視しても良いとはゆるせない。議長は宝議員の云う通り無視しても良いはゆるせない。と言っているこれは、広瀬議員の言葉を曲げている。
    懲罰の理由は「一議員が自らの所属する議会の決定を軽視したものと言わざるをえず」ならば、過去の例は市側が議会の決定を無視して行った云うことになる。これに対して、いかに考えるのか?
    宝議員は感情的な行動に動いているとしか思えない。
    宝議員は市議の仕事は何であると思っているのか?平素の活動を見ていると疑問に思える
    行政に対するチェックをしているのだろうか?手助けをしてのではないのか。税金の使途をチェックしているのだろうか?特定の団体に利益をもたらす手助けしているのではないのか?市民の目から見ると退場願いたいね。

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