液状化マンホール残す? 浦安市計画に住民が反対署名

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液状化マンホール残す? 浦安市計画に住民が反対署名

朝日新聞2012年11月1日16時32分
【永井啓子】東日本大震災の液状化で地中から突き出したマンホールを残すべきか。千葉県浦安市で行政と住民が対立している。「被害を後世に伝えるため、そのまま残すことに意義がある」とモニュメント化を目指す市に対し、マンション価格の下落などに悩まされてきた近隣住民らは「負のイメージが定着する」と撤回を求めて署名集めを展開。溝は深まるばかりだ。

10月下旬、JR新浦安駅前。2人の主婦が通行人にビラを配り、署名を求めていた。「浦安市のイメージを下げる」「災害モニュメント ストップ!!」。2人は「モニュメント化を知らない人も多い。説明すると、残さなくていい、と分かってくれる」と話した。

マンホールは浦安市の高洲中央公園にある。災害時の飲み水を確保するための貯水槽の一部で、震度6の揺れにも耐えられるとされていた。だが、震災による液状化で地上から約1メートル以上が突き出たままだ。

浦安市における震災モニュメントの整備についての意見いろいろ #urayasu

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カテゴリー: 市民の考え, 震災液状化対策, 高州モニュメント パーマリンク

液状化マンホール残す? 浦安市計画に住民が反対署名 への6件のフィードバック

  1. 四知 のコメント:

    >>admin様

    液状化で地中から突き出したマンホールをモニュメントとして残すかどうか
    という問題が紙面を飾りましたが、高洲のマンホールと市内各所で
    浮き上がってしまったマンホールが同列で話されてしまうことに違和感を
    覚える故に筆を取らせて頂きました。

    高洲のマンホールは、地域住民の非常時における『飲料水100トン』を
    確保する為に特別に設置された貯水タンクです。

    すなわち、液状化現象によって浮き上がってしまった普通のマンホールとは
    全く違う代物なのです。

    この市民の命をつなぐ重要な設備が、全く役に立たなかったという事実が
    極めて重要と言えましょう。

    詳述すれば、タンク内の水は常時外部から新鮮な水が供給されおり、
    大地震の際には自動的に水道管の弁が閉じられ、外部から濁った水が
    入らないように設計されておりました。

    加えて、夕方のニュースで柳市議がインタビューで次のように
    述べられておられました。

    ・100トンもの重量があるタンクが、液状化現象で浮き上がって
     しまったのは不思議だ。

    ・タンクには、液状化現象による浮き上がり防止の金属のベルトまで
     取り付けられていた。

    中が空洞のマンホールが浮き上がるのは自然の道理だとしても、
    100トンもの重さがある水が入っているタンクが、浮き上がり防止の
    金属のベルトまでも破壊して浮き上がってしまったとは、
    納得が出来ない現象です。

    邪推をすれば、タンクの設置工事で何らかの手抜きや施工不良が
    あったのではないかと思ってしまいます。

    ところが浦安市は、液状化対策を施した貯水タンクが、何故浮き上がって
    しまったのか調査するには『費用がかかる』として一顧だにしないという。

    思えば、新市庁舎建設の予算は約100億円。

    一方、市内の大規模公共施設の長期保全費は、現在の機能を維持する
    だけでも今後20年間で約268億円かかるといいます。

    市の運動公園の横には最も維持管理費がかかる大規模公共施設である
    陸上競技場の建設が進んでいます(現在は建設途中で工事ストップ)。

    折本市議が指摘されたように、浦安市は1200万円もの予算を
    つけておきながら、その計画すら練らずにその場しのぎの対策しか
    講じていなかった前科があります。

    1200万円もの予算を棒に振っておきながら、”調査には費用がかかる”と
    貯水タンクが浮き上がってしまった原因を究明しない市政(姿勢)に
    憤りを覚えます。

    http://urayasucitizens.net/wordpress/?p=2477#comment-216

    平成20年3月に、1千2百万円の予算をかけて策定された「はず」の
    浦安市公共施設長期保全計画。

    「公共施設の長寿命化やトータルコストの縮減、さらに財政負担の
    平準化を図る」ため、 平成20年から対象となる500以上非木造の122施設の
    計画的な保全が、行なわれている「はず」でした。 

    実際のところ、その計画はなく、結局、建物の劣化状況に応じて手をつける
    「事後保全」を行っていることが、 今回の質問であきらかになりました。

    http://blog.urayasu-asita.net/?cid=19195
    折本市議発行新聞37号
    http://logmemo.org/uni.2ch.net/mayor/1308387874
    レス番33に関連記事

  2. コペルニクス のコメント:

    数ある震災の傷跡の中から、モニュメントの候補としてなぜ高洲のマンホールを市は選択したのか。モニュメントを残せ、という声があがっていないのに、そうした形で残す事になぜこれほど固執するのか。ずっと疑問に思っておりました。
    まさかとは思いますが、「モニュメント化することで、その下の貯水槽を人目に触れないよう覆い隠してしまう」事が本当の目的だとしたら、大変な事です。
    これまでの単純な「賛成」「反対」の論議が根本的に覆ります。

  3. admin のコメント:

    確かにそういう見方はあります。高洲中央公園の耐震性貯水槽ができたのは、
    平成16年10月の総務常任委員会における前山崎市議の発言が契機で、しかも山崎市議本人の経営する会社が請け負ったそうだから、そういうことも考えられて当然でしょう。確か高洲在住者ですね。ご本人は今回の件をどう考えているのか、工事請負の立場からの一言もあっても良さそうだが、臭物蓋置ですかね。3600筆もの署名を見ても何とも思わないようなら、まさにKYの極です。この高州問題は、まだまだ尾を引くはずです。

  4. 四知 のコメント:

    >>コペルニクス様

    >まさかとは思いますが、「モニュメント化することで、その下の貯水槽を
    >人目に触れないよう覆い隠してしまう」事が本当の目的だとしたら、
    >大変な事です

    仰る通りです。
    細かい仕様は異なりますが、ほぼ同じ耐震性貯水槽が富岡の中央公園にも
    存在します。
    http://blog.goo.ne.jp/ah123/e/7aea7eec6f6cdf6f7fa0fdd41c8f6bb2
    (広瀬市議のブログより 2012/10/20)

    富岡は、液状化現象で沈んだ交番が何度も報道で取材された地区です。
    また、高層マンションと木造住宅密集地帯が混在する地区ですから、
    高洲地区と非常に状況が似ています。

    この地区の非常時における飲料水を確保する「耐震性貯水槽」が、
    本当に信頼出来得る物なのか、一刻も早く高洲の浮き上がってしまった
    耐震性貯水槽を通じて検証しなければならないのに、市当局は
    「(検証には)費用がかかるから」と言って黙殺する構えです。

    本来ならば、『耐震性貯水槽が浮き上がってしまった原因を究明し、
    それを広く発信することこそが、首都圏直下型地震時に発生する大火災と
    液状化現象への備え』に資するとして、最優先で予算をつけるべき
    項目であるはずです。

    >>admin様
    広瀬市議のブログによりますと、モニュメントが出来ることによって、
    24台分もの駐車スペースが消滅するとありました。
    http://blog.goo.ne.jp/ah123/e/c039693470254b2f0cd33c737d354ef2
    (広瀬市議のブログより 2012/10/30)

    市当局は、別の場所に駐車場を確保するといいますが、
    今ある樹木などを伐採・除去して駐車場を新設するとなると
    モニュメントの建設費用よりも多額の費用が必要となるかもしれません。

    そして、またぞろ落札率100%に近い数字で落札する業者に
    仕事が行き、市民の税金が費消されるのは火を見るより明らかです。

  5. admin のコメント:

    四知様

    重要なご指摘をありがとうございます。モニュメント賛成のご意見の方は、震災の記憶を風化させないというのが根拠ですが、財政のこと、入札の現状のことも承知で言っているとは思えません。何としてもここは流れを変える集会を進めることと思います。幸いそのような動きも出てきておりますので先に進めましょう。

  6. コペルニクス のコメント:

    admin様
    四知様
    レスをいただき、ありがとうございます。
    こちらのご意見がきっかけで、ブログ記事を更新致しました。
    ご覧頂ければ幸いです。
    http://copersoken.blog85.fc2.com/blog-entry-31.html

    賛成の立場、反対の立場、どちらもブログやコメント等が増えているようです。リアルでもネットでも、議論が活発になることこそ望ましいです。

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