県議選のまっただ中。宣伝カーも激しく連呼走です。関門海峡にかける橋は遠く、此方の影響は無いとは言え、土壇場で自民党の緩みが出たことはマイナスです。本市の県議候補は、それぞれ背景の違いこそあれ、どなたが当選しても祝福していきたい。
問題は市議選だが、多くの市民が棄権をする。その理由は様々だろうが権利行使を自ら捨てるのは愚かなことだ。福祉・文化の希求は一流、政治的民度は二流では平和ボケ市民の誹りを受けても仕方がない。
国会議員・官僚のエリート達が悪知恵を駆使して勝手なことを繰り返す世の中に幻滅し、投票棄権で応ずる心理もよく解る。しかし、その結果、不条理な社会を許容させているのは、その社会に生きている選挙民自身の無投票の結果でもある。政治をさげすんだり、見放すことは自らの政治的責任の放棄・人間の放棄にもなる。ひとり一人の市民の自覚が求められている。
誰に投票して良いか解らなければ、
選んではいけないNG候補 というのが、参考になろう。
様々な点でおかしな日本的選挙システムだが、結果として恵まれた地位と生業を与え、就職のためにする者が後を絶たない。外見やお友達の数を売りものに、八方美人で政策論が疎かな議員を生む街は不幸だ。選挙に於ける軽挙な行為は、必ず思わざる結果を伴う。そんな難しいことを言われても分からない方は、 選んではいけないNG候補 を参考にして欲しい。