市議会答弁の実情と論理 1

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議会で何が話され何が討論されているか。議論が咬み合って前向きになっているか、検証の意味で調べてみました。
市役所の姿勢を客観的に判断出来るものとして、以下のビデオリンク録画で状況がお解り頂けるかと思います。 オール与党感覚の中、問題の本質を全員で見ようとしないぬるま湯体質、保身の回答では、何も進展しません。 時間切れの未消化がその後の消化議論に繋がっていない点も、運営上の課題として残ります。 質疑を聞いていると、フラストレーションが高まるかも知れませんが、ご感想をコメント下さい。

平成23年3月2日 平成23年第1回定例会 一般質問 録画
1.指定管理者制度
2.福祉団体
3.プレハブ校舎問題
4.新庁舎建設問題
5.公益通報制度
1の指定管理制度に関する財務経理問題は何をやってるのでしょうか。企業であれば責任問題でしょう。34分あたりに出てくる従事していないケア業務に関して、指定管理料から当該職員給与を半分貰っている「架空請求」と「控除」では、市当局の調べる気持ちがない、誠意のない応答は何なのか。ここでの健康福祉部長のヒアリングを聞いていない、云々は答弁にはなっていないと思う。4ヶ月分の「架空請求」については調べるということであったが、その後も疑問を払拭しきれていない(下記6月21日27,28分あたりから)。この辺の不信感が「とも」との癒着を揶揄される所以なのでしょう。
平成23年6月21日 平成23年第2回定例会 一般質問 録画
1.放射能対応
2.地震が市に与えた影響
3.指定管理料の見直し(27,28pから)
4.福祉団体との関係
5.求償権行使の意味(T小事件)
過払い金の小計10%とするところを指定管理料トータルに対して10%の間違いがある?、給与明細の控除の意味、補助金使い道精査等に関しての答弁も答えになっていないと思う。多項目の質問の中に埋没して時間切れとなりました。公募、非公募で最終利益の返還を求める、求めないという基準運用があるとすれば、単なる外形的名目的基準であり、おかしな論理です。施設振興公社は市から役員が送り込まれている現状を考えれば、市側の判断で過大な利益は返還させるべき論は当然のこと。市民が払った税金に更に税金がかかる、「2重課税」は避けて当然です。答弁どおりが妥当と思うならば、普通の常識感覚ではないでしょう。
平成23年9月21日 平成23年第3回定例会 一般質問 録画
1.施設利用振興公社問題 – 殆ど本件で時間がとられれている。
2.放課後異年齢児交流促進事業
3.原発事故の影響
4.市の復興作業
5.障がい者等一時ケアセンター – 54分からも時間切れ
6.新庁舎建設問題
この日の質問では、新聞報道された、評価される側が第3者とされる評価機関の従業員にアドバイザー費として、数百万円の金員を支払いし続けていたこと、同アドバイザーが、他市の指定管理者の選定委員を務めた東京都狛江市の非公開文書を浦安市施設利用振興公社に渡していたこと。施設利用振興公社からの資料を鵜呑みにして年間10億円もの市税を運用しているなどが論点。狛江市の文書持ち出しを浦安市は否定するも、真剣に調査した様子はない。中村副市長は第3者委員会の必要性を否定。所詮、中村副市長は公社の理事をしており、典型的なもたれ合いと見えます。公社の理事長も市長選挙の応援を公然と行っているということですから、何をか言わんやです。一時ケアセンターについては、年間利用の内、1ヶ月は非稼働状況で利用者が漸減ながら、職員3人体制から4人体制と増えているのは何か。しかも10年間の契約である。→→ セーフティーネット?が市の回答とは見当違いです。→→時間切れ。
浦安市施設利用振興公社の収支、時系列から解ること

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市議会答弁の実情と論理 1 への4件のフィードバック

  1. 岡目八目 のコメント:

    市議の重要な仕事に行政のチェックがあります。それも市議会の一般質問に寄ってのみ出来るのです。行政は疑問点を指摘されれば真摯に受け止め調査、改革をすべきでしょう。ところが見ていると、質問をかわし、時間切れで終わらせているようにしか見えません。制限時間を亡くしてとことん話し合う気持はないのでしょうか?疑問点はそのままで終わらせるのですか?それでは、当局の思うままでは無いですか。動画を見ると多数の議員は市当局となれ合いの質問と答弁を台本通り読みあって、答弁の後に丁寧なる「ありがとうございます」と礼を言って和やかに時間を余して終わり。これで議員の重要な行政のチェックをしていると言えるのですか。

  2. 百二十二号 のコメント:

    同感です。
    「ありがとうございました。」には、呆れました。
    小学校の学級委員会みたいです。
    以前にもここで話題になりましたが、市議会の場で、担当部課長が、うそをついて市議や市民に正しい情報を与えないという事は、どこの場で、正しい情報に拠る判断をするのでしょう。
    市議会と言う公の場で、市議が騙されて、議決をしているのは、重大な犯罪行為だと思います。

    • admin のコメント:

      そうですね
      嘘をつくことを正当化する人は、嘘で形作られた虚飾の生活をするようになります。

      危険なのは、ひとが潜在意識では、倫理的な判断を行わないことです。動物的側面です。
      ですから、あることを繰り返し言い聞かせれば、それが見え透いた嘘であったとしても、潜在意識では事実として受け入れてしまいます。オウムが良い例です。

      嘘をつくことで人生や仕事に失敗してしまった人というのは、「一つぐらい小さなルール違反をしてもどうということはない」と、自分自身を納得させた時点から、自滅の道が始まります。

      何らかの考えを自分自身に納得させる場合は、それがポジティブな考えであり、自分自身にとって有益であると同時に、他の人にとっても普遍的に有益であることが必要です。特定の利益擁護は議会に於いてあってはならないのです。

      嘘というネガティブ思考や行動が、自分自身に跳ね返ってくるのと同様に、ポジティブな思考や行動も、自分自身に跳ね返ってきます。

      正直で倫理的な行動の実践を始めたとき、その利益が何度も自分のもとに繰り返し返還されるような力が働きます。

  3. 百二十二号 のコメント:

    “「一つぐらい小さなルール違反をしてもどうということはない」と、自分自身を納得させた時点から、自滅の道が始まります。”

    そのとおりですよね。
    〇〇課長、この3月28日に県が障がい福祉課に調査に入った後、ともに抜き打ちで監査に入る予定を、ともに内通しました。しかも、その後、県がともを訪問した際、ともから電話で呼ばれて、ノコノコともに駆けつけて、監査を先延ばしにさせました。
    内通なんて、公務員法違反でしょう。
    公務員が公務員の仕事を妨害するんですよ。
    この事は、県も把握していると思います。
    呆れて、その後のともへの監査に来ていないようですね。

    浦安市の障がい福祉施策全体の信用や信頼関係の失墜、裏切り行為です。
    自滅の道は、一人だけで歩いて行って欲しいものです。

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