6/27に浦安市地域自立支援協議会 について紹介しました。
この自立支援協議会は、50人の委員からなる大所帯で、障害福祉の現場を良く知らない人たちも委嘱により沢山参加しています。今年度の全体会(公開でおこなわれます)は、7/9(月)に浦安市消防本部 3F多目的ホールで、14時から開催されます。浦安市のHPで検索すると、この会は原則、公開とされています。
全体会の下に幹事会、プロジェクト会がありますが、何故か公開されていません。公開されていないことへの是正提言も過去になされていますが(前回の記載を参照)、全体会に諮問された形跡もありません。当局の考えでは、実務的な側面が強い会は非公開との主旨のようですが、一部の利益団体に全体会が事後承認させられる傾向が強くなってきています。由らしむべし発想ですか。
昨日の市議会議長信任・不信任騒動と似た側面があります。日頃、障害福祉の現場で起きている矛盾や不透明な運用があっても、事の内容を良く知らない大多数の委員にとって、市側から特定社会福祉法人に利益誘導されていることはない筈との思い込みから、幹事会、プロジェクト会で発言権の大きい一部の者の独走・暴走によって様々な事が決められ、50人がその証人になってしまうという現実もあるのです。
こういうことを書いていると、なにやら誹謗中傷との声がその筋から聞こえてきそうですが、真実は一つしかありません。何も不透明な事がないのであれば、市が唱っている原則公開とすればよいだけの話です。何故、秘密会なのでしょうか、そこのところを良くお考え頂ければ、容易に御理解頂けることかと思います。掲示板にも、怨嗟の声が重なって聞こえております。蜀犬日に吠ゆることなく、当局は問題の直視をして頂きたく存じます。
50名の皆さんには、できれば今一度、このブログに書かれていることを事前に参考にされながら全体会に出席され、討論に加わりますように願って止みません。 市からの案内はHPにも広報にも出ておりませんが、障害福祉を巡っては巨大な予算がが動いています。その原資は全て市民の税金からです。市民の付託を受けた委員の皆様方の良識に期待するものです。
一般の方も、都合がつけば、当日は傍聴に是非お出かけ下さい。
ランキングへ
このサイトに紹介された、自立支援協議会全体会が本日開催されました。
adminさんのお知らせを読んで、傍聴に行った方もいらっしゃると思います。
ところが、公開であり、傍聴可能なこの会議が、傍聴人数制限で、何人もの方が、追い返されたようです。
私が見せて貰った、この会議の委員に送られた開催の案内には、「…当会議は傍聴可能な会議であり…」とあり、人数制限についての記載はありません。(市はホームページに載せたといっているようですが…)
しかも、傍聴可能な人数が、5人!です。
浦安は過疎地の村ですか?
結果、何人もの方が、文字通り“門前払い”をされたそうです。
会議を傍聴できたひろせ市議のブログによると、「会場にはまだ余裕が有った」そうです。
ヒドイです。
わざわざ、会場まで行った人を追い返すんですよ。スペースはあるのに…
どういうつもりでしょう。
第一、みんながホームページ見られる環境にあるとは、限りません。
障がい福祉課を名乗って、情報障害者の差別までするんでしょうか。
出席委員の方から以下の概要が寄せられましたのでお知らせいたします。
公開の原則が聞いてあきれます。しかも傍聴者を直前に5名にするなど、透明性も、説明責任も欠如した協議会でないですか。
浦安市自立支援協議会
平成24年7月9日(月) 14:00~16:30 消防署3F
*会議の前の質問
Q:情報公開が充分でない。本会議以外は議事録が無い余りに秘密主義である,もっと情報公開をしてほしい。
会長: 幹事会で検討のうえで決めさせて頂く。
Q:プロジェクト(PJ)会のメンバーの選定方法は?任期は?人数は?
事務局:幹事会を中心に選ぶ。任期は6回の会合。20数名。
Q:本会議においても、メンバーの所属PJが解らないので明らかにしてほしい。
会長: 次回から明らかにする。
Q:本会議が年2回は少ない。
会長: 幹事会にて検討中。
Q:幹事会のメンバーは市長が選ぶのか?
事務局:市長決裁である。
Q:選定の基準は?
事務局:明確なものはない。
Q:会の兼務が多いが職務を全うできるのか?
会長:充実した会議である。
*基幹相談支援センターに付いて
H,24、法の改正により、基幹相談支援センターの業者の認定が行われる。
H,24,9月公募、10月、決定予定
Q:業者を変えると言う意味か?
事務局:法の改正により相談支援事業の業者を公募すると言うことだ。
Q:現在「とも」がやっているが「とも」が名前を変えるのか?(笑い、痛烈な皮肉)
Q:浦安は情報公開が非常に秘密主義である。他市を調べて見たが参考になる例がある比較検討をしてほしい。要望する。
会長:幹事会では他市の資料を取って検討をしている。(具体的に何市のどんな資料かは示されなかった)
Q:業者を認定することに問題がある。セカンドオピニオンの考え方があるだろう?
議題終了後の意見。
*PJ会議は意見を言っても、意見を無視してどんどん別な方向に進んでいるようだ。
*PJ会議の中で怒鳴りつけられて自由に意見を言えない。
*事務局の話は「とも」を使えと言っているのと同じだ。
*事務局は基幹相談支援センターは「とも」と指定しているように思える。
(事務局:ともに決めている訳ではないが結果としてともになるかもしれない。とも1社になるとは限らない)
*24年9月決定は早急過ぎるもっと、時間をかけて決めて欲しい。
(会長:重く受け止めるが、会議で9月と決めているので決定通りさせて欲しい)
ともの職員が事務局の手伝いをしているのは異なものを感じた。
自立支援協議会の在り方自体にかなり無理があるように思います。
「ともの職員が事務局の手伝いをしているのは異なものを感じた。」との事ですが、何故ならその「とも」が事務局だからです。
自立支援協議会の事務局は、ともと市です。共同でやっています。上記会議の中でも述べられたように、協議会の委員を選んでいるのは事務局で、それを市長が追認しているだけですから、事務局(とも&市)の都合の良い人を選ぶことが出来るのです。それぞれ違う業種から代表となる事業所を選んでいると言っていますが、打診の時点で断ってくるところも有りますから、結局好きに選べるんです。
その上、ご存知ですか?
公平性や中立性が重要な相談支援事業(市が委託したとも)を、この事務局(とも&市)が運営する自立支援協議会が、検証することになっているんですよ。
出来ると思います?
まともな市とまともな事業所なら、可能かもしれませんが、それが浦安市となると、これって茶番?
ごまめさん、いい点を突いてこられますね。まさに茶番です。中心当事者は必死なんでしょうが。50名の委員からも疑問の声が出てきています。意思表示無しで追認なんてことがないように、自己主張するのが委員の役目と思いますがね。見識ある人は声を上げて直接意見をお述べ下さい。それが付託を受けた市民の責務です。
adminさんの仰るとおりです。
50人もの大の大人が、お金を貰って出席するのですから、自分たちが代表する事業や企業や組織の意見を、もっと発言すべきです。
でも、そうはいきません。
全体会の委員名簿をご覧になると、分かります。
ほぼ半数以上が、市役所関係か、市か、問題の社福関係の人間です。
問題の社福関係だけで、このブログの掲示板にも載った4人が顔を揃えています。
これが、ごまめさんが指摘する“ともと市”が事務局をやっているという最大の問題点ではないでしょうか?
“ともと市”が、人選して委員が決まるのです。
“ともと市”以外の主張が通るはずが有りません。
怖くて発言できないと、言う声も聞こえますが…