平成31年第1回定例会が終了

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3月議会が終了した。気づいたことを一部、紹介してみよう。

国の方針に右に倣いで、地方公務員の給料が今期も引き上げることを含む種々の条令が通過した。統計不正で毎勤統計が実質マイナス賃金の中、民間の給与との格差は広がるばかりではないか。

方や公民館の使用料の値上げ等、市民生活への制約を迫る条令も通過。老人層へのバス無料券の消化割合は70%程度の所、体が不自由で使えない市民からの要望でタクシー利用の補助に回せないかという要望もある。行政の考えはあくまでバス利用に固執しているようだ。高齢者で働いている人へのバス・鉄道への補助を含めても良いものと思うが。

今回も36本もの条令がすべて可決されている。一般市民にはその中身の抜粋でさえ情報公開されてはいない。タイトルでしか想像するしかない実情だ。議員が審議しているから必要ないということなのだろうが、これでは手抜きの情報公開と揶揄されても仕方がない。

一般の方には中身が類推できない議案36号は、33軒だけの宅地に対して1軒あたり5,000万円超の税金を投じて格子状地中壁工法を完結するというものだ。21人の議員の中で広瀬議員を除いて全員が賛成に回っていた。驚きの議員感性だ。議会改革とか何とか言った所で、このようなことでは、議会に何を期待できるのだろうか。

これから日本はどうなるのか。世界的投資家のジム・ロジャーズ氏は「日本は50年後に消滅する。国の借金が天井知らずに増え、人口が減少し続けているからだ。」といっている。内向き思考の若者は世界を目指さず、袋小路に迷い込んだ日本の将来は、英国の落日に見るまでもなく、生活水準を落とす選択か移民の受け入れで人口を増やす選択で再び経済の持続性を追求するかの選択しか無い。

しかし、どちらでもない、今が良ければ良い、将来に責任を持とうとしない姿勢でいる限り民主主義は育たない。

統一地方選が近い(4/21)。金太郎アメの地方議員だけの議会にならないことを願うのみだ。

来週からは、候補議員の有り様を順次追いかけてみたいと思う。

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