継続と刷新を掲げた今回の条例案は全て通過ということで、市長にとっては無難にこなしたというところだろうか。
いくつかの気づいた問題の中で、
- 野菜工場のプロジェクト中止は、放っておけば、市税の垂れ流しになっていたことから、止めたことは良かったと誰でも考えるだろう。それにしても市が野菜工場運営などという、行政サービスとかけ離れた事業に数千万の調査準備費を費やせる浦安の現状は悲惨だ。議会は何をしているのだろうか。議員による行政のチェックが果たせていないとしかいいようが無い。
- 市街地液状化対策については、市長としてのリーダーシップは無いようだ。さんざん前市長のもとで混迷を繰り返してきたあげくの舞浜地区での「想定外?」施工難題に直面し、現場任せの答弁に終始していたのは、市政運営の責任者として、どうしたものだろうか。せめて今後の方向性について自分の言葉で語ってほしかった。
- 当代島産婦人科に隣接する納骨堂の建設許可申請については、美勢議員が的確な質問で迫っていたと思う。しかし、これも事務方の答弁と副市長の答弁任せで、近隣住民の意思忖度に欠けている。高洲モニュメントやスワンカフェ問題の折、市民が数千通の反対署名を行った経緯もあるが、今回も同様な動きがあったが全く民意が生かされていない。どうも、浦安は民意を疎かにする風潮が執行部に染みついてDNAとして引き継がれているようだ。これなどは、市長の指導力でどうとでもなる問題と思うが、早くも現場任せのスタイルが垣間見える。
- いくつかの公約の中で、自治基本条例の制定について、広瀬議員が決意のほどを迫ったが、執行部内の、つまり特定の行政職員に影響を受けているのか、すぐに手を付ける考えは無いようだ。市政は市民の為にあり、行政職員のためのものではないという考えから行けば、他にもいくつかの疑問を感じる、議員側の質問態度は妙に和気藹々としすぎ緊張感の欠ける場面も多々ある議会であった。
- 継続と刷新を掲げる市政ならば、前政権に於ける戦犯の処分は必須であり、そのこと無しに刷新は不可能だ。9月議会までにそのあたりに手を付けられるか否かで、今後の方向性が出てくるのでは無いだろうか。